川崎市多摩区で大雨に備えるなら、「洪水ハザードマップの浸水深」と「浸水継続時間」を自宅住所で確認することが第一歩です。特に多摩川に近い登戸・宿河原・中野島周辺は、町名だけで一括判断せず、丁目・番地付近まで地図を拡大して確認しましょう。
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川崎市は2026年5月29日、新しい防災気象情報の運用に合わせて洪水ハザードマップの情報面を更新しました。浸水想定区域と浸水継続時間そのものは今回変更されていません。この記事では2026年8月19日時点の公式情報をもとに、地図の見方、避難前に決めておきたいこと、子育て家庭の備えをまとめます。
多摩区の洪水ハザードマップは3種類を確認
| 地図 | 確認できること |
|---|---|
| 情報面 | 避難に関する情報、警戒レベル、日頃の備え |
| 多摩川/浸水深 | 河川氾濫時に想定される浸水範囲と深さ |
| 多摩川/浸水継続時間 | 浸水が続くと想定される時間 |
まず浸水深の地図で自宅・学校・保育園・職場を探し、次に浸水継続時間を確認します。深さだけでなく、水が引くまでの時間によって必要な飲料水や携帯トイレ、充電手段の量が変わるためです。PDFが見づらい場合は、川崎市の「ガイドマップかわさき」内にある防災マップも利用できます。
登戸・宿河原・中野島は住所単位で確認を
多摩区版の公式地図には、登戸・登戸新町、宿河原1~7丁目、中野島3~6丁目などが掲載されています。ただし、同じ町内でも多摩川からの距離、地盤の高さ、建物の位置により色分けが異なります。「登戸だから危険」「この町だから安全」と決めつけることはできません。
- 川崎市公式の多摩区版「多摩川/浸水深」を開く
- 自宅の丁目・番地付近を探し、色と凡例を照合する
- 「浸水継続時間」でも同じ場所を確認する
- 自宅から避難先までの経路に、河川・用水路・地下道・低い道路がないか見る
- 家族の集合場所と連絡方法を紙にも書いて共有する
ハザードマップは想定に基づく地図で、着色のない場所でも浸水が起こらないとは限りません。自宅の階数、建物構造、乳幼児・高齢者・ペットの有無まで含めて避難方法を考える必要があります。
洪水と内水氾濫は別の地図で見る
洪水ハザードマップは、多摩川など河川の増水・氾濫を想定した地図です。一方、短時間の集中豪雨で下水道や排水施設の能力を超え、道路や宅地に水がたまる現象は「内水氾濫」です。
川崎市は多摩区版の内水ハザードマップも公開しています。洪水マップで色が付いていなくても内水リスクが示される場合があるため、洪水・内水の両方を重ねて確認してください。過去の被害を確認したい場合は、市の「浸水実績図」も参考になります。
避難先は「避難所だけ」と決めない
避難とは、危険な場所から安全を確保することです。市が開設する避難所のほか、安全な地域に住む親戚・知人宅、浸水リスクが低い宿泊施設なども候補になります。自宅の上階へ移る垂直避難は、すでに道路が冠水して外へ出る方が危険な場合の選択肢ですが、想定浸水深や建物構造によって適否が変わります。
- 警戒レベル3「高齢者等避難」:乳幼児連れなど避難に時間がかかる家庭は早めに行動
- 警戒レベル4「避難指示」:危険な場所から全員避難
- 警戒レベル5「緊急安全確保」:すでに安全な避難が難しい段階。命を守る最善の行動
川崎市防災ポータルでは、避難情報、開設中の避難所、避難所の混雑状況を確認できます。「混雑」と表示されていても受け入れを断る意味ではありません。スマートフォンのブックマークに入れ、家族にも共有しておきましょう。
子育て家庭の防災バッグ
一般的な水・食料・携帯トイレに加え、子どもの年齢に合わせた用品を準備します。すぐ持ち出すリュックと、自宅で数日過ごすための備蓄を分けると管理しやすくなります。
- 母子健康手帳・健康保険資格情報の控え・お薬手帳
- おむつ、おしりふき、粉ミルクや液体ミルク、離乳食
- 子ども用の水筒、スプーン、着替え、レインウェア
- 抱っこひも、笛、ライト、現金
- スマートフォン用モバイルバッテリーと充電ケーブル
- 好きなお菓子、小さなおもちゃ、イヤーマフなど落ち着ける物
停電時も防災情報を確認できるよう、普段使いできる充電器を1台決め、月に1回は残量を点検しておくと安心です。楽天でモバイルバッテリーを見てみる
大雨の前日にやること
- 最新の気象情報と川崎市防災ポータルを確認
- スマートフォンとモバイルバッテリーを満充電
- 避難バッグ、雨具、子どもの靴を玄関へ
- ベランダや庭の飛びやすい物を室内へ
- 車を使う避難は冠水・渋滞の危険も考え、早い段階で判断
- 就寝前に避難のタイミングと連絡先を再確認
避難所の開設状況や道路の安全性は雨のたびに変わるため、この記事だけで判断せず、必ずその時点の公式情報を確認してください。
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まとめ
多摩区の洪水対策では、浸水深・浸水継続時間・内水ハザードマップを自宅住所で確認することが重要です。登戸・宿河原・中野島周辺も、同じ町内で想定が異なるため番地付近まで確認しましょう。家族の避難先とタイミング、連絡方法、防災バッグを平常時に決め、雨が強くなる前の早めの行動につなげてください。


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