【2026年】川崎市多摩区の家賃相場は3年で8.15%上昇!登戸・生田・稲田堤を比較

2026年最新版 川崎市多摩区の家賃相場は3年で8.15%上昇 登戸・生田・稲田堤を比較

川崎市多摩区の家賃は、以前より確実に上向いています。LIFULL HOME’S住まいインデックスでは、築10年・70㎡の標準的な賃貸マンションを同じ条件で比べた参考賃料が、直近3年間で8.15%上昇しました。

ただし、多摩区全体が一律に高いわけではありません。登戸・向ヶ丘遊園は利便性重視、生田・読売ランド前は家賃を抑えたい人向け、中野島・稲田堤は南武線や京王線を使う人に選びやすいなど、駅を1~2駅ずらすだけで予算に合う物件が見つかる可能性があります。

この記事では、2026年8月19日時点の公開データをもとに、多摩区の家賃の上がり方、間取り別・駅別の相場、引っ越し前に確認したいポイントをまとめます。

目次

結論:多摩区の家賃相場は3年間で8.15%上昇

LIFULL HOME’S住まいインデックスによると、多摩区の標準的な賃貸マンションの参考賃料は直近3年間で8.15%上昇しています。内訳は初年度0.53%、2年目3.78%、3年目3.84%で、直近2年間に上昇が強まった形です。

期間参考賃料の変化
3年前→2年前+0.53%
2年前→1年前+3.78%
1年前→現在+3.84%
直近3年間+8.15%

これは「築10年・専有面積70㎡」をAI査定した同条件比較であり、掲載中物件すべての平均ではありません。それでも、築年数や広さの違いを抑えて上昇方向を確認できるため、多摩区の家賃トレンドを見る材料になります。

感覚的には、3年前に月10万円だった条件が同じ割合で上がると約10万8,150円。月約8,150円、年間では約9万7,800円の差です。実際の物件は駅距離・築年数・設備で変わりますが、「数年前の予算感のまま探すと条件が合いにくい」状況になっています。

多摩区の間取り別家賃相場【2026年】

アットホームが直近3カ月の掲載物件から算出した、多摩区全体の間取り別相場は次のとおりです。物件種別や築年数を限定しない目安なので、比較の出発点として使いましょう。

間取り家賃相場向いている層
ワンルーム5.58万円学生・単身者
1K6.08万円単身者
1DK8.01万円広さが欲しい単身者
1LDK9.98万円二人暮らし・在宅勤務
2DK9.85万円二人暮らし・小さな子どもがいる家庭
2LDK12.98万円子育て家庭
3LDK15.64万円部屋数が必要な家庭

管理費・共益費、駐車場代は別表示の物件も多いため、「家賃」だけではなく毎月の総支払額で比べることが大切です。特に2LDK以上は、駅近・築浅・分譲賃貸になると上表より大きく上がることがあります。

駅別の相場を比較|登戸から1~2駅ずらすと安くなる?

SUUMOの沿線別データから、多摩区内主要駅のワンルーム相場を比較しました。2026年7月10日更新時点の目安です。

ワンルーム相場住まい選びの特徴
登戸5.9万円小田急線・南武線の2路線。アクセス重視
向ヶ丘遊園5.5万円駅周辺の利便性と登戸への近さを両立
宿河原5.4万円登戸の隣駅。南武線利用者向け
生田5.2万円小田急線沿線で家賃を抑えやすい
稲田堤5.2万円南武線と京王相模原線を使い分けやすい
中野島5.0万円登戸・稲田堤の間で比較的落ち着いた住宅地
読売ランド前4.6万円小田急線で予算優先の人向け

登戸と読売ランド前では、ワンルーム相場に約1.3万円の差があります。通勤時間や乗り換えを許容できるなら、生田・読売ランド前まで範囲を広げることで、同じ予算でも築年数・広さ・設備の条件を上げられる可能性があります。

一方、駅別相場は登録物件の数や条件で動きます。新築・駅徒歩5分以内だけに絞ると金額は大きく変わるため、表の数字を「この金額で必ず借りられる」という保証ではなく、駅同士の比較材料として見てください。

なぜ多摩区の家賃が上がっているのか

神奈川県全体で募集家賃が上昇

アットホームの2026年6月調査では、神奈川県の賃貸マンションは全ての面積帯で前年同月を上回りました。多摩区だけの現象ではなく、首都圏・神奈川県全体で新しく募集される物件の賃料が上がっています。

登戸・向ヶ丘遊園周辺の整備と再開発

登戸・向ヶ丘遊園駅周辺では、土地区画整理や駅前再開発が進んでいます。川崎市が公表する登戸駅前地区の計画は、地上38階・商業施設と都市型住宅などを含む複合建物で、442戸を予定。工事完了は2029年度予定です。

再開発が家賃上昇の全ての原因と断定はできませんが、駅前の利便性向上、新しい住宅の供給、エリアへの注目度は、登戸周辺の物件選びに影響する要素です。築浅・駅近を希望する場合は、多摩区平均より高い予算を見ておいた方が現実的でしょう。

都心アクセスと自然環境のバランス

多摩区は小田急線で新宿方面、南武線で川崎・武蔵小杉・立川方面へ移動でき、多摩川や生田緑地にも近いエリアです。都心部より家賃を抑えながら、通勤利便性と住環境の両方を求める層に比較されやすい立地といえます。

引っ越すなら、どの駅を選ぶ?

  • 交通利便性を最優先:登戸。2路線を利用しやすい一方、駅近・築浅は高め
  • 便利さと家賃のバランス:向ヶ丘遊園・宿河原。登戸周辺を生活圏にしやすい
  • 小田急線で予算重視:生田・読売ランド前。坂道や駅までのルートは現地確認がおすすめ
  • 南武線・京王線を活用:稲田堤。新宿方面と川崎方面の選択肢を持ちやすい
  • 落ち着いた住宅地を希望:中野島。ファミリー向け物件も比較しやすい

上昇相場でも家賃を抑える5つの探し方

  1. 登戸だけに絞らず隣駅まで広げる
    宿河原・中野島・向ヶ丘遊園まで同時検索すると候補が増えます。
  2. 駅徒歩を5分から10~15分へ広げる
    自転車利用も含めて考えると、同じ間取りでも差が出やすくなります。
  3. 築年数と室内状態を分けて判断する
    築古でもリフォーム済みなら、設備と家賃のバランスが良い場合があります。
  4. 管理費込みの総額で比較する
    家賃が安くても管理費や駐車場代が高い物件があります。
  5. 譲れない条件を3つまでにする
    駅距離・広さ・築浅・オートロックなどを全て求めると、上昇相場では予算を超えやすくなります。

内見時に家賃以外で確認したいこと

  • 管理費・駐車場・更新料を含めた2年間の総額
  • 保証会社、火災保険、鍵交換などの初期費用
  • スーパー、保育園・学校、病院までの実際の徒歩ルート
  • 坂道、踏切、電車や幹線道路の音
  • インターネット回線と在宅勤務のしやすさ
  • 洪水・内水・土砂災害ハザードマップ

多摩川に近い登戸・宿河原・中野島・稲田堤周辺は、町名だけで判断せず、検討物件の住所で浸水想定を確認しましょう。詳しくは多摩区の洪水ハザードマップ解説で紹介しています。

引っ越し後に役立つ多摩区ガイド

まとめ

多摩区の標準的な賃貸マンションの参考賃料は、直近3年間で8.15%上昇しています。現在の相場は1Kで約6.08万円、1LDKで約9.98万円、2LDKで約12.98万円が一つの目安です。

登戸の利便性は魅力ですが、家賃を抑えたいなら宿河原・中野島・生田・読売ランド前・稲田堤まで検索範囲を広げる価値があります。ポータルの平均値だけで決めず、毎月の総額、通勤時間、買い物環境、ハザード情報まで含めて、自分の暮らしに合う駅を選びましょう。

参考にしたページ

※掲載相場は各サービスの登録物件や独自算出条件による参考値です。実際の募集賃料、空室、初期費用は物件ごとに異なります。

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